しまった…写真撮り忘れました…。
2年生、8月下旬~11月下旬の3か月間の中で、各々2か月間、学外へ臨床実習に行っていました。
言語聴覚士養成カリキュラムにおいて、学外臨床実習を12週間(60日、480時間)行わないといけなくて、そのうち3分の2は医療機関での実習となっています。
今回は、総合臨床実習として、評価から訓練、再評価までの一連を学びに行ったので、それぞれが自身が学ばせていただいたケースについて経過を報告し、考察を述べました。
1ケースのことをまとめることが求められてはいるのですが、個人的には「この実習を通して何を学び、何を自身の課題として持って帰ってきたのか」が知りたいなと思うわけです。
症例報告も大事ですけど、そんなの現場によってまとめ方も違うし、学会報告の練習という意味もあるとはいえ、形式ばったことばより、STとしてどんな成長ができた2か月だったのか、これからどんなSTを目指していこうとおもったのか、みたいなのを聞きたいなと思うわけなのですが。
そういう雰囲気にはならなくて、なんだか学生さんたちが萎縮しちゃったような気がします。
報告書も、学生とバイザーが共同して作った「今のベスト」であり、かつ字数制限のある書面なので、穴だらけ、割愛だらけなのは仕方ないと思うのです。
それよりも、バイザーや患者さんから何をもらってこれたのか、が大事で、それが今後有資格者になった後の成長の種だと思います。
地域包括ケアシステムの流れに合わせて、言語聴覚士の活躍の場は医療にとどまらず、福祉、保健、教育、行政にまたがり始めている中で、医療寄りの「実習報告会」の形も、今後もう少し変わっていかないといけないのではないかなと思ったりしています。
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