毎年、この時期にお世話になっています、広島市民病院での演習です。
聴性脳幹反応検査(ABR,ASSR),耳管機能検査、耳鳴り検査、めまい検査の演習です。
聴覚の検査は単に聞こえの検査だけではありません。耳鳴りやめまいも耳の障害、言語聴覚士はこれらの検査も担う職種です。
精密な検査なので、大きな病院にしかありませんが、広島都市学園大学は開学時から広島市民病院をお借りして、実際に機器に触れての演習を行っています。
教科書だけでは分からないことも、実際の機器に触れる事でより理解が深まります。
ピッチマッチ検査という、耳鳴りの音の高さや大きさを測定する検査を行っています。
現場の先生の聴力検査の閾値決定の素早さに、学生さんも興味津々でした。
ABRという脳波を使った聴力検査もあります。眠っている間にできる検査なのは知っていた学生さんも、眠るまでに時間を要する乳幼児の検査の大変さや、うまく電極を貼るコツなどを聞いて熱心にノートを取っていました。
生きた学び、大事です。
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