国家試験まであと１日

国家試験まであと１日です。

私にとって１期生の時の１日前、２期生の時の１日前が昨日のことのように思い出されます。

１期生のときは、対面で講義ができていたので、最後の日は朝イチで壮行会でした。教員から一言ずつ声をかけるのですが、初任者だったこともあり、一緒になって国試勉強したこともあり、想いが沢山ありすぎて、原稿を作って読み上げました。帰る間際には、当時配ってたカップ麺やらゼリー飲料なんかが余っていたのを配るのに、一人ひとりが研究室に来てくれて、前日だって言うのに談笑して送り出しました。

２期生のときは完全にコロナ禍。担任だったこともあり、１年時から見守ってきたこともあり、学習というよりもメンタルフォローをしながらの国試勉強、孤独に戦う学生をとにかく応援しまくりました。前日はオンラインで壮行会をし、メール等でそれぞれにことばをかけつつ、ギリギリまで一緒にあがき、翌朝会場で晴れ晴れした顔をした学生を直接送り出しました。

３年目の今年は、比較的冷静で、伴走でも応援でも無く、見守りというのがいちばん適当かと思います。今年も１月からコロナがまん延したので、自宅学習を余儀なくされた学生が、学校にいるのと同じように、聞きたくなったらすぐに聞きにこれるよう、Zoom常時開設をしたり、ズームで一問一答や模試の見直しをやるなど、２期生のときよりもZoomを活用できていたように思います。

学生も主体的に質問したり、相談に来てくれて、不安でソワソワする思いもありながらも律して過ごしてくれているような気がします。

３期生は入学時からコロナとともに走り抜けた２年間でした。思っていたような学生生活を送れなかったかもしれませんが、その中にあってもSTの知識を蓄え、学外実習を乗り切って今を迎えています。

あと、１日。いよいよです。

やってきたことがあるならば、そのやってきたことを信じて臨むしかないです。

例年以上に寒く、広島は雨予報です。雨空に負けないように、教員が元気印になって、晴れやかに送り出したいと思います。