言語聴覚専攻科の就活が本格的になるのは夏。
7月~8月は、大学に来る言語聴覚士の求人の数がぐんと増え、所在地でもある広島市以外にも、県内、県外多数の求人が来ます。
現時点で200施設超からの求人を頂いています。
学生にも積極的に情報収集してもらい、見学や説明会に参加してもらう、エントリーを決めて書類を送るなど、就活が本格的になってきました。
このコロナ禍にあって、昨年、今年の傾向として、病院見学や説明会の段階でオンラインを活用されるようになってきたり、採用試験自体もオンラインになってきた施設が多くなってきたりしてきています。
今の時期は実習とも重なり、就活含めた移動の制限がかかりやすい時期なので、オンラインで就活ができることはありがたいです。
来週は就職ガイダンス、市内の病院・施設とは対面、市外・県外とはオンラインのハイブリッド方式で実施予定だったのですが、感染者拡大中にあり、全面オンラインに切り替わりました。
いろいろな施設の特色があり、いろいろな働き方があります。
「なりたい姿」が叶うところか、しっかり考えて決めてもらえたらなと思います。
求人票を見ていると、言語聴覚士の初任給(基本給)は20万円前後です。これに資格手当が付いたり、住居・交通費などが付いたりする感じです。随分上がったんだなと思います。
私が最初に就職したときは、まだ国家資格化していなくて、『言語療法士』で雇われていたのですが、その時の初任給はなんと、12万6千円でした!物価や最低賃金は時代の違いもあるかもしれませんが…。でも、どうしても小児で働きたかったので、お給料はあまり気にしないで就職した気がします。そりゃぁたくさんもらえたほうがいいと思いますけどね。
言語聴覚士という職種の価値がどうなるかは、自分たちの仕事の仕方で決まっていく、付加価値をつけていけると思うので、これからもっと多岐に、もっと需要が高まる仕事の仕方をしていけたらな、していってくれたらなと思います。
0コメント