少し薄曇りで、まだ肌寒さが残っていましたが、大きく崩れることなく言語聴覚専攻科の修了式が挙行されました。
今年度は学生1人に付き保護者1人同伴可能、式自体は短縮での挙行でした。
新型コロナウイルス感染症はまだまだ慎重な対応を求められてはいますが、4年目の今年は時世に合わせて少しずつ緩和され、華やぎと笑顔の式を行うことができました。
今年度の修了生は7名。
入学時から和気あいあいとしていて、それぞれの個性を理解し、尊重しあえるクラスだったように思います。実習も就活も国試対策も、それぞれが主体的にコツコツ取り組んでいました。
国試対策期間においては、4期生は一人ひとりが「自ら考え、自ら学ぶ」をより濃く体現してくれていたように思います。
もちろん、2年学ぶ間には、辞めようかと悩んだ人もいます。実習がうまくいかず悩んだ人もいます。それでも1人で抱え込んで1人で答えを出す人はいなくて、必ず教員に相談して、友人に相談して、色々な考えを踏まえて答えを出してくれたように思います。
その選択が「間違いではなかった」と、思っていただける修了となっていたら嬉しいです。
これから修了後、国家試験の結果次第ではありますが、臨床現場に皆旅立っていきます。
知識だけではなく、協同することや試行錯誤することが求められる仕事ですが、この2年間の出会いと学びを通して得たことを活かして、頑張ってほしいなと思います。
修了式では、専攻科長より独りよがりの思いやりにならないこと、これからは対等な立場のST同士として、がんばってほしいことなど、贈ることばがありました。
学生からも、教員へ御礼の品を頂きました。ありがとう。
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