オンライン講義になりました(T_T)

ネタとなる写真が何もない…。今度空っぽの教室でも撮ってきます。

言語聴覚専攻科は、4月から対面講義で講義演習を進めてきました。

1年生もクラスに馴染み、講義の内容に頭を抱えつつ、少しずつ増えていく医学的な科目、物理的な科目、言語学的科目に取り組んできた1ヶ月。

2年生も講義と模試と演習と、いよいよな感じで始まり、グループワークなどでこちらも頭を抱えてあーだこーだし始めていた1ヶ月。

さあこれから、というところで、ゴールデンウィークに入る直前から、県内の新型コロナウイルスの感染者が増えてきていることは感じていました。

ゴールデンウィークがあけたらオンラインにしなければならないかもしれないと、ヒヤヒヤしながら、ゴールデンウィーク中から、そうなったときのことを想定して、準備はしていました。


明けてみたら、やはり、日毎に感染者が急増しました。

それでも、演習だけは対面で残すことにして、講義はオンラインに切り替えて進めるつもりでした。

1週間。

感染者の予想以上の急増と拡大を受けて、演習も対面中止としなければならなくなりました。


現在広島は、明日から緊急事態宣言下になります。

休業要請は、大学には出ていませんが、大学自体が昨年から、県の感染状況に合わせてオンラインとの併用を独自で取り組んでおり、現在学生の登校をストップしています。


外部からいらしていただく先生方に事情を説明し、自宅から講義される先生、大学のスタジオから講義される先生、どちらも叶わず延期せざるを得ない科目、専任教員で代講しないといけない科目、予想以上に急変してしまい、対応に追われています。

2年生は演習中心の前期、対面演習ができないということで、大幅なスケジュール変更を余儀なくされています。


想定はしていても、その情勢の変化が早く、見通しが立たず、スケジュール調整が大変です。

3度目の大学への入構停止、それでも、私たち教員は「演習と実習は対面でやりたい」、そのために今すべきことに全力で取り組んでいます。

感染者を出さないこと、登校できるようになったら来てもいいように学生も健康で過ごさせること。

演習担当の先生方と学生の安全を守りながら、感染対策をより一層強化して、前期中の演習再開を目指すこと。

どうしても叶わなくなったとしても、「受け身な学び」にしないこと。


学生側も、ずれた演習が他の講義や期末試験を圧迫するのではないかと不安でしょう。

就職活動、実習、国家試験、どうなるのか、不安でしょう。

入ったばかりで孤独な勉強になること、不安でしょう。


去年のコロナ禍で私たち教員も学び、オンラインや学内対応は学生を受け身にしてしまうのではないか、臨床に出て学び続ける姿勢を弱めてしまうのではないか、精神的な不安を強めてしまうのではないかと感じていて、少人数の専攻科だからこそ、できるだけ対面の再開を目指します。

ここに居る1年をどうするかだけでなく、その先の臨床に出た時に受け身なまま送り出さないように、一生懸命知恵を絞って、様々なところにこの考えでの教育にご理解頂いて協力いただけるように頭を下げて、すべては「学生のため」に、今の時のベストを尽くしています。


だからどうか、学生の皆さんも、心根を腐らせないで、自堕落にならないで、今できるベストに取り組んでいてほしいと思います。


現場に出て働き始めた2期生も、去年とは全く違って、リスクを肌で感じながら、できなかった学外実習を今しているような感じかもしれません。

去年の私たちのベストだとしても、色々不足のある状態で送り出してしまったかもしれないと思います。

それでも、それぞれも今の場所で、今できるベストを尽くしてほしいと願います。

がんばれ、そしてくれぐれも元気で。

何かあったら声かけて下さい。1人で抱え込まないでほしいです。

忙しいって言っても、話聞くくらい、多分できますよ。たぶんね(笑)


早めに入った梅雨、雨の中の登校が減ること、自宅で濡れずに学べることはラッキーだと思おう。

再開する頃に汗だくで演習する日を夢見よう。(秋になっていませんようにと祈ろう)


私たちがいつも、学生の方を向いているんだということだけは、伝わるといいなぁ、

一緒に乗り越えようと、共に同じ方向を見ていてほしいなあ、と思いながら、

再開を目指す演習の準備、がんばります。

広島都市学園大学 言語聴覚専攻科

広島都市学園大学言語聴覚専攻科は、2018年(平成30年)開学した、言語聴覚士養成校です。 広島市中心部よりアクセスの良い西風新都キャンパスにあります。 大学のホームページとともに、専攻科の魅力を伝えていきたいと思います。

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