昨年1期生修了後、本当は在校生との交流会をする予定でした。
それがコロナでできなくなり、代わりにと、贈ることばを残してもらいました。
今年も同じ理由で、交流会はひらけませんでしたが、残してくれた『贈ることば』は、在校生にとって、今この3月4月にはあまり現実味がない印象があります。
残してくれる2年生は、1年間があっという間に過ぎることをわかって、『計画的に、早めに準備しててね』『しんどいけど2年間で得られるものは大きいんだよ』と伝えてくれるのですが、受け止める側の実感は、薄いように感じます。
だから、交流会をひらくより、こうして想いを文字にして残してもらうことは、それぞれの『響くタイミング』が来たときに背中を押してくれることに繋がるように感じます。
国家試験勉強を終えて、仕事が始まる前の『今』感じることは、1期生も2期生も、ほぼ同じでした。
専攻科での2年間やクラスメイト・教員との出逢いが、それぞれの人生の中でとても意義深い2年であった、それは資格取得以上に大きな収穫だったと綴ってくれています。
今をその想いで迎えられるのは、もちろん国家試験に合格したからではありますが、そう思える2年になるように、修了生の贈ることばに私たち教員も背中を押されました。
国家資格取得をゴールとしない、その先を見据えた『主体性をもって学ぶ人材の育成』と、リハビリテーションに携わる上で大事な『笑顔と感謝をもって人と関われる人材の育成』を目指して、またがんばります。
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