2/20(土)、第23回言語聴覚士国家試験が行われました。
中四国地方の会場は広島です。
当専攻科は試験会場にいちばん近い養成校であり、皆さん自宅から当日朝、普段どおりに受験に来ることが出来ます。ギリギリまでいつもどおりで受験に臨めるというのはメリットの一つですね。
この日はとても晴れ渡っていて、空気も澄んで、気温もさほど冷え込まず。
公共交通機関で来て、駅から少し歩いてきた学生が
「先生、なんだか清々しい気持ちです」と笑顔でした。
会場前で待っていた私も、グッと来るものがありました。
この3ヶ月半、ほぼ自宅に缶詰状態で勉強してきました。
積み上げたものを全力で出し切ってくれたと信じています。
とはいえ、試験終わりで会場から出てきた学生たちのどんより感。
例年言語聴覚士の試験は他のリハビリ職より合格率が低いです。
領域の幅広さもあると思いますが、試験内容も、過去問さえといておけばとか言うことが少なく、読解力を要します。
午前午後2時間半を戦い抜いてきた学生は抜け殻のようになっていました。
泣いても笑っても、もう終わったのだから、問題を見直しても意味はない、信憑性の低い解答速報に一喜一憂して悶々とするくらいなら、答え合わせの日まで、この3ヶ月半、いや2年間我慢していたことをパーッとやりなさい。
と声をかけました。
そして私は帰宅して、ささやかな打ち上げを家族として、夜から翌日にかけて第23回国家試験を解きました。
例年とはまた少し傾向の違う出題でしたが、去年のほうが難しかったですね。なかなか選択肢を絞り込むことが出来なかったです。
今年の問題は必ず答えに行き着く印象がありました。
もう少し精査して、今週末には答え合わせの予定です。
みんな本当にお疲れ様!
私も勝手に験担ぎして断っていたビールを飲みました。
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